
mikanayuip.hatenablog.jp
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はじめに
正直各話の感想や考察などは無理やり捻りだした詭弁に過ぎず、やはり私の論ずるべきところはここであると思う。
1個目の記事冒頭において「迷子を見てないのは嘘」などと言ったが、ムジカのアニメに関しては手放しに好評出来るものではなかったというか、個人的見解では広げた風呂敷一生広げ畳むそぶりも見せないといった印象ではあったが、何はともあれキャラは素晴らしく、この記事を執筆しないわけにはいかなかった(なおキャラだけが素晴らしいという評価はD4DJAllMIXと全く同じである)。無論、続編が発表された以上ここで作品通しての評価を下す必要も無いのだが、ひとまず自分のアニメムジカに関する所感は「少なくとも迷子には遠く及ばない」といったところであるというのを前提に読み進めていただきたい。
振り返ると迷子が終わってムジカが始まるまでの二次創作によってブラッシュアップを図る一年間(本記事内においてはこちらを便宜上「空白の一年」と著す)が一番楽しかったのでは無かろうかとは思ってしまう部分はあるが、何はともあれ本編放送によって更なる情報が明かされたのは事実であり、更に先述の二次創作壁打ち期間によって発掘されたカップリングもあったわけで、前回、前々回より進んだ内容の論述が出来ると考えている。
カードプール
前回論評時点よりキャラの情報が増えたのは勿論のこと、かつては存在していなかった、或いは存在していたがカップリングの市場から除外していたキャラの参入や発掘が見られたので、本項では改めてエントリーしている登場人物を整理していくこととする。
まずは前回記事に引き続き活躍するメインキャラ10名。
高松燈

前回考察においてもかなり重要となった存在であり、依然そのバリューに一切の廃れはない。それどころか、間接的に他人物に影響を与え続ける等、その存在の偉大さに関しては強化されているとすら思える。
千早愛音

下馬評では渦中の人物でない以上活躍はそこまで見込めないとの予見であったが、蓋を開けてみると他者への干渉についてはやはり一級品のままであった。
ただし個人的には新たなカップリング開拓の余地はそこまで存在せず、既存カプにアッパーが入る程度の認識である。
椎名立希

一挙動ごとに評価が揺れ動いたキャラではあるが、総じてみるとカップリング強者としての評価に落ち着くだろう。
覇権カプ相手がムジカのメンバーであるという形質から、ムジカの掘り下げに伴いその判断を都度求められるというポジションであったが、本記事ではその行方を追うこととする。
長崎そよ

立希の評価が変動性であった一方でこちらは上昇一辺倒であったと分析できる。
こちらもムジカメンバーとの関係性を紐解いていく必要があり、物語にも大いに関与している点がその評価に影響している。
要楽奈

こちらに関しては迷子の時点では土俵にすら立ってないと切っていたものの、劇場版にて一気に環境トップに躍り出たカップリングの片割れであった。ただしそこに関しては本編中で強化されることはなく、ステイになるかと思いきや、しっかりと新要素が配られている点に注目したい。
豊川祥子

本作の主人公。あらゆる組み合わせが想定される一方で、心理描写も詳らかである点から、ある程度ターゲットを絞って調査を行うこととする。
若葉睦

第二の主人公と言って差し支えないレベルで掘り下げが行われた人物。感情表現の極端さからそこまでカップリングが豊富になることは無いかと思われたが決してそんなことはなく、終始その存在感を発揮していた。
三角初華(初音)

本作の第二の主人公ともいえる存在。なのだがカップリングに関して言えばかなり選択肢が狭い。
八幡海鈴

放送前後でここまで印象が変わったキャラが他にいるだろうか。ただしこの印象の一変というのは決してカップリング戦争において痛手ではなく、寧ろ可能性を展開したものであった。受け攻めの認識すら逆転する凄まじい変革が到来したが、そのパワーは揺るぎないものであろう。
祐天寺にゃむ

前後の評価が変わった海鈴に対してこちらはそもそも前作の時点では情報がそもそも無く、年齢すらも様々な憶測が飛び交っていた。
それは言い換えればムジカでの情報供給量が多いというアドバンテージに繋がっており、最早新規カードとも言えるこちらがどのような番狂わせを齎すかは注視したい。
ここまでの10名は以前も選択肢にいたが、劇場版とムジカを通して更なる選択の余地が我々に与えられた。
純田まな

声優に引っ張られすぎて睦とのカップリングを提唱したいところ。
何故メインキャラ一覧にその名を連ねているのかもよくわからない存在であったが、ムジカでは割と喋っていた。やはりというか本筋にがっつり関与してくることはなく、現状こちらに関しては保留としておく。
真次凛々子

元より存在はしていたが春のひだまり、迷い猫にて大幅強化を受けた。ムジカではそこまでの活躍は見れなかったものの、評価の変動も起こっていない。
モーティス

こちらに関してはムジカでの新キャラ。睦の別人格という何とも扱いにくそうな存在であるものの、睦とは異なる属性を持っており、単体性能はもちろん、睦の可能性を広げるのにも使える。
以上の13名を用いると、理論値として78通りのカップリングが構築できるが、もちろん絡みが存在しない、絡みはあるがカップリングというには相応しくないといったコンビネーションも無論あるわけで、今回は自分が特に注力し研究していたものに関してのみ、その利点や魅力を紹介することとしていきたい。つまりこの記事内ではシェアとしては覇権カップリングといえようあのそよについては以降一切の言及を絶つことをご理解いただければと思う。
環境カップリング分析
高松燈×千早愛音

やはり最強カップリングはここ二人である。
ということで本記事はここで終了なので次回作にご期待いただきたい。
ここで注目したいのは作中での千早愛音の活躍である。CRYCHICの再結成、そこに限らず祥子関連のフォローまでも担う等、かなりのオーバースペックぶりを発揮しているが、やはりその原動力には高松燈の存在が欠かせないというのが私の結論である。
また、劇場版でもテコ入れが入っており、後編である歌う、僕らになれるうたにおいては総集編パートの最後は水族館で愛音が燈に改めて一生バンドをやると宣誓するシーンからサンシャイン60の引きの新規カットが挟まりEDとなる。
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更にはムジカにおいてもラストシーンは二人が手を取り合うカットであり、最早論ずる必要も無い一強環境であると言える。

ここ最近キスマを燈の絆創膏で隠す創作が増えているような気がしており、非常に生き易い世界となっている。
高松燈×豊川祥子

ムジカ及びCRYCHICの物語を論ずるに当たってこちらも外せない。
祥子の存在は燈にある種の呪縛として残り続け、本編前半はそれをCRYCHICの一夜限りの再結成によって解消されるという流れがある。
祥子からしても燈の言葉というのは彼女の軸を担うものであり、家出の際にはかつて持ち出した人形をも差し置き優先している。
序盤は燈から祥子に言葉が連続して送られ続け、バンド再結成を踏まえ最終版では祥子から燈に手紙を返すことで蓋をし、二人の分かれ道が始まるという流れはこのアニメで唯一と言っていいほど綺麗な流れだろう。
相当熱いカップリングではあるが、ここは負けカプであるからこその美学みたいなものが根底にあり、完全勝利を決めたともあのには敗北を喫している。
高松燈×椎名立希

ここ童貞橋とか言われてるのワロタ
椎名立希さんは後述する通りかなりのカップリング強者ではあるものの、本人としては本命であろうここに関しては恐らく成就することは無さそうで不憫である。
高松燈×長崎そよ

カップリングって感じでもないけど関係性が好きだなと劇場版を見て再認識したためここに記す。
どこかでも同様の内容を書いたと思うが、そよは迷子のメンバーで唯一燈に惹かれて入った訳ではないという背景を持つ。更には燈が一心不乱にノートに向き合う場面(上画像)では凄い顔で一瞥している。そよは燈の歌詞や言動を直視できず、理解しようとしなかったという側面があるが、後に本人からそれは自分の本心をなぞっているかのようだからだと語られている。つまり誰より燈のうたに救われているといっても過言ではない位置におり、燈の「手を離さない」という特性については祥子同様直接それを言語化し礼をしている描写が見られる。
ムジカでもこのようなシーンが少しでも挟まればいいなと思いきや、決してそんなことは無かった。
高松燈×若葉睦
口下手ブラザーズ。いきなり体の主導権を得た睦が向かうのがかつてCRYCHICが集った燈の家の前だったり、それへの燈の彼女なりの返答が「星(プラネタリウム)を見に行く」というのも、睦がそれに乗るのも良すぎかもしれない。
高松燈×三角初華

先述の通り初華のカップリングはほぼ固定と言っていいのだが、私は敢えてここにベットしたい。そもそもムジカ本編で初華が掘り下げられる過程において、私の初華への願望は以下の通りであった
迷子が現在の形に落ち着いた背景には間違いなく三角初華の存在が関与してると思ってるし、初華が自我を持たない狂人みたいな論調は理解しがたい。
一方で初華は燈のことを敵視というほどではないにせよ、自分では到底できなかったアプローチで祥子を救う存在として認識している描写は多く、ここはかなり嘘カップリングであったと言わざるを得ない。
千早愛音×椎名立希

「燈に言わないでって言ったじゃん」←可愛い
ここの関係性は迷子の時同様良い感じではあるのだが、如何せん別に強化も無かった。
千早愛音×要楽奈

CRYCHICメンバーではない迷子メンバーの二人であり、7話のライブ時点では観客に徹していた。
最終回で楽奈からギターセッション寄ってくのやばない?かつて楽奈がヤバすぎて愛音がタコ焦りしてた時期とかもあったので対等でないにせよ認められてるのは愛音の成長を感じる部分である。
名前くっつけると「音楽」になるらしい。
千早愛音×豊川祥子
友達と言い切ってリムジンに乗車するのは愛音を愛音たらしめる名場面だろう。
燈愛音祥子の三人で普通に女子高生をやって欲しいというのが空白の一年においてかなり多く見られた論調であり、私も大いに期待していた部分ではあるが、現状かなり望み薄と見える。愛音→祥子の呼称は結局「祥子ちゃん」のままであり、「さっきー」にはならなかった。一方でこれは愛音が如何にバンドメンバーに心を許してるのかという裏付けにも繋がる。
千早愛音×三角初華
普通にオフパコでしかない
椎名立希×長崎そよ

ここもカップリングという感じではないが、信頼関係というかここだけはお互い腹割ってる感がとても良い。それを踏まえてお互いにここは直して欲しいみたいなところが明確にありそうなのも非常に良い。睦の部屋の前でのやり取りとかまさにその極地であった。
椎名立希×豊川祥子

立希にとって祥子とは姉を彷彿とさせるようなコンプレックスの象徴であったと迷子作中では描かれているが、睦を巡って彼女が思い悩み苦しむ姿を見て、豊川祥子も所詮人間であったと落ちついたのでは無かろうか思ってる。
立希が明確に謝らないせいで「なんなんですの?」とか言われてるの面白い
椎名立希×若葉睦
画像ゼロ、文字のみ、勝者あり
睦が芸能人の娘と取り沙汰されるのを嫌うのに理解を示しており、これは自身も椎名真希の妹として他人から色眼鏡で見られていたことに起因する共感が伴っていると読める。その他にも睦を気に掛ける描写が多く、本編中一貫して謝らないキャラだった立希が明確に謝罪を表明したのも若葉睦に対してのみであった。
2話終了時点でかなりのシェア上昇が印象的であった。
椎名立希×三角初華

初華が立希に懐いてたら嬉しい。
空白の一年において、花女1-Bの文化祭の出し物が男装喫茶であると結論付けられたが、この伏線が本編において回収されなかったのは遺憾と表するほかない。
椎名立希×八幡海鈴

先程環境トップが燈と愛音のタッグと言ったが、そこに対して理論上有利を取れる。つまりセカンドデッキとしての価値が最も高いのがここである。
「私を見つけてくれたのはあなただけ」「テレビで見てる」等かなり攻めた描写が目立った。
つまりかなりカップリングとしての地盤が盤石であったが、先述の通り海鈴には変革が訪れる。
それがムジカに異常に没入していく過程であり、その起点となる一言は立希の「信用できない」というものであった。
海鈴が信用を求めるモンスターとして暴れ始める背景には立希の存在があり、海鈴がサポートに入っていたバンドを全て蹴ってきたという発言には立希も動揺している様子が見られる。
個人的には空白の一年においてかなり調整をしたカップリングであり、海鈴の変貌について驚かなかったわけではないが、それはあくまで属性の変化であり評価を覆すものではなかったため、依然としてトップティアの座を譲らない。
長崎そよ×豊川祥子

デストロイモードになった長崎そよが単体で祥子の身の上の話を解き明かし、学校に凸っている。
迷子では振り払われてしまった祥子の手を取って睦の部屋に赴いてるのも良かった。
長崎そよ×若葉睦

上の祥子を引っ張るシーンも睦に対する対応に憤ったのが裏付けだったり、相当大切にしてそうな印象。きゅうり返したけど。
妄想寄りではあるが学校に来なくなった睦の代わりに野菜の手入れをして彼女の家に持って行ったのもそよであると思っている。
睦がそよのことを好きなのは最早学術的に証明されているのでここで改めて論ずる必要も無いだろう。詳しくは伏せるがこないだ流れてきた机の隅っこをふき取る睦の絵が良かった。
長崎そよ×モーティス

そよは登場人物の誰よりモーティスを一人の人間として尊重しており、かつて自分が母親に求めていた「豊かさではなく傍にいてほしい」という寄り添い方を徹底していた。三日三晩一緒にいたという客観的データに基づき、そのパワーについては否定のしようがない。
モーティスもそよにはかなり懐いており、祥子が家に通ってくる際には助けを求めるメッセージを飛ばしていた。
要楽奈×真次凛々子
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こちらの記事から認識は変わっていないものの、楽奈に関してはやはりこちらを結論カップリングとして提出したい。
要楽奈×モーティス

結局このくだりなんだったんだよと完結してからは思うがそれでも要楽奈の野生の勘がモーティスに働きかけるのは素晴らしい采配だった。

睦と楽奈に関しては会話はなかったが、それでも互いに只ならぬ認知が交差していると思っている。
渡瀬結月と青木陽菜ということで、深川瑠華の影が見え隠れするな正直。
豊川祥子×三角初華

初華の原動力は祥子への想いであり、最終的に同棲に至った二人。祥子から初華の感情は如何ほどのものかわからないが、使用人を振り切って満身創痍のまま小豆島に向かったのは事実としてある。
迷子時点ではともあのとうみたきに次ぐサードデッキと期待できたが、やはり祥子から初華への感情が微妙というか、序盤に関してはがっついてくる初華に対してなかなか当たりが強く弱体化された面がある。
終着点は勝ち馬だったと言えるかもしれないが、祥子がコーヒーの香りが嫌いであるという描写は「割り切り」に近しい感情であり、真に心を許しているのかは些か疑問である。
出生の秘密は二人で守り切るという強い結束がある一方、続編での強化に期待と言ったところだろうか。
豊川祥子×若葉睦

序盤の軸になる二人。
幼馴染としてお互い大切に思い合っていたものの、睦は内心祥子の勝手さは嫌がっている様子が描かれている。
モーティス関連が落ち着いた後は祥子が勉強を教えに家に通ったり思い出のカラオケに行ったりと、ここ二人の間でだけつかの間の平和が流れていたりする。減点ポイントとしては終盤余りにも空気ではあった。
若葉睦/モーティス×祐天寺にゃむ

基本睦とモーティスは分割すべきと思っているが、にゃむに関しては鬼才「若葉睦」という肉体に宿った数多の人格を「愛してる」と表現したと解釈しているので、ここでは一気に消化するものとする。実際にゃむはモーティスの演技を見抜いているなど若葉睦特攻的な要素はあると見える。
睦はにゃむの暴走の被害者であり、序盤こそ苦しめられる一方であったが、蓋を開けるとにゃむは若葉睦の才能を前に夢を諦めかけており、その存在は呪いとして残り続けていた。最終的にそれすら乗り越えるレジリエンスを見せてくれたが、にゃむから睦に関する感情は並々ならないものと言っていいだろう。
八幡海鈴×祐天寺にゃむ

ムジカにおける「カップリングって感じじゃないけどいい関係性」賞は恐らくこちら。
人との距離感がバグってる海鈴をにゃむがあくまでビジネスライクではあるが受け止めるという様子が描かれている。
にゃむからするとめんどくせー奴くらいの認識なのかもしれないが海鈴的にはぶっ飛んだバンドメンバーで唯一と言っていいほどの信頼がおけてるのかもしれない。練習に集まれずに喚いてるラインにもにゃむがスタンプを返していたり大家族の真ん中らしい面倒見の良さが垣間見えた。
ずっと二次創作の話で申し訳ないが9話直後の作品で海鈴がにゃむの胸を借りて泣く奴がとても良かった。
結論
空白の一年とのギャップで拍子抜けみたいなところは無くはないが、これは私が勝手に盛り上がって自爆してるだけなので公式はなんら悪くはない。
一方続編に更に持ち越される要素(持ち越されるかすら不確定ではあるが)が多く、この拙文すら過程に過ぎないのもまた事実である。
自ずとまた空白の期間が生まれてしまうが、是非新たなるカップリングの可能性を追う有意義な時間にしていきたい。
ともあの・うみたき環境であることは変わらないものの、らなりりやそよむつ、むつにゃむなど様々な新星も発掘されており、今後もpixivやX、ポイピク(これに関しては何か未だによく分かっていない)に向き合う日々を続けていきたいと思う。