アニメBangDreamAveMujicaではMygoではできなかった1話ごとに新鮮な感想を記事にするというのをやりたいと思います
当たり前ですが現在未配信のAveMujicaのネタバレがございます。是非とも初見の感想を感じていただきたく思いますので未見の方はブラウザバックをお願いできればと思います。

新事実まとめ
1話ではかなり前作終了時点で残されていた謎が一気に解き明かされました。
まずは情報の整理を行っていきたいと思います。
・祥子はCRYCHIC結成前に母親(みずほ)を失っていた(だからこそ人の死に敏感になっており燈との出会いに繋がる)
・祥子が燈と出会った日は演奏会終わりのそよに声をかけたのと同日
・祥子の父親は婿養子として豊川の姓を受けた
・豊川家自体は没落しておらず、詐欺にあった責任を取らされ豊川家を追放された父親に祥子が自ら付いていった
・そんな中でも祥子はギリギリまでCRYCHICの活動を継続しようとしており、睦には先んじてその意思や自分の身の上の事情を明かしていた
・その後CRYCHICの活動は困難であると判断し雨の中の解散シーンに繋がる
・現在祥子は父親とも絶縁し赤羽の家を出ている
・AveMujicaとSumimiの事務所は一緒
AveMujica武道館ライブで大きく動いた物語とにゃむの意図
AveMujicaは時系列としてはMygo本編終了後も順調に活動を継続しており、武道館でのライブをするに至っています。(なお、武道館は中央にステージが作られていないようで、バンドリ運営からの熱いメッセージを感じます)
これが恐らくAveMujicaの物語において起爆剤となる出来事で、もとより祥子の運営指針に納得していなかったにゃむが自身の動画内での匂わせ等もしたうえでライブ中に自ら仮面を取り正体を明かしています。
その後睦→海鈴の順ににゃむによって仮面を剥がされ、祥子はにゃむに促されとうか空気に飲まれ半ば強引的に仮面を脱ぐことになります。そして初華は最後に自発的に仮面を投げ捨てています。
文字通りAveMujicaの世界を考察するに当たって、私は祥子の脚本をヒントにする必要があるのかと思っていました。かつて祥子が燈の歌詞を考察していた背景から、同じ手法であのマスレカードに祥子の主張が何かしら隠されている可能性が有ると踏んだためです。
例えば1話の中でいうと、オブリビオニスは他の人形たちに振る舞いについてアドバイスをしており、モーティスは髪、ティモリスには襟元、アモーリスには完璧な笑顔、ドロリスには視線と意味が含まれてそうな部分が見られたものの、先ほども言った通りその世界観は祐天寺にゃむの手によって悉く滅ぼされました。
仮面でのAveMujicaに関しては今後も同様の舞台演出を継続していくかがかなり怪しい、少なくともにゃむがこのまま祥子の方針に靡くとも思えないし、もともとネームバリューがあった数人も素顔を明かしたとなると完全に元通りというのは絶対に不可能な話でしょう。
さて、仮面を取らされた、或いは取った瞬間に話を戻すとそこには三者三葉の反応がありました。
にゃむに関しては元よりかなりの有名人、更には愛音が言っていたように声が同じ、動画での匂わせもしていた点で世間でもアモーリス=にゃむちといった疑惑はあったようです。とはいえ人気バンドであるAveMujicaがいきなり素顔を晒すという客からするととんでもないサプライズの先陣を切ったにゃむの奇行はあの場に居合わせた全員にとって間違いなく衝撃を与えたものでした。
次は睦、両親が有名人であるのは明かされていましたし、にゃむもAveMujica結成前から睦を「若葉と森みなみの娘」と認識していたことから、ある程度世に顔はバレているようでした。ライブに来ていたそよが特別な反応をしていたのは当然のことでしょう、そよ視点で言いうと睦は絶対にバンド活動をするはずがない人間なのだから。なお、仮面を剥がれたことで最も動揺した表情を浮かべていたのも睦でした。これは自分の素性がバレることを単に嫌っているのか、或いは自分が手を差し伸べた祥子の計画が頓挫するのを本人以上に恐れているのか。
海鈴は上の二人と違い有名人設定はありませんでしたし、祥子が誘った理由も演奏技術を買ったためでした。が、海鈴がサポートとして入っているディスラプションはかなり有名だったようで、海鈴の正体もバレてしまっています。ディスラプションは劇場版において楽奈と交流があることが明かされており、今後物語に関与する可能性もゼロではないかと思います。なお、海鈴はにゃむの反逆のさなかもいつものポーカーフェイスで、やはり立希が絡まないと本当に表情が動きませんと。
祥子は先程も言った通り、にゃむの手によってでなく自ら仮面を外した形となります。が、彼女に関しては本格的に無名なようです。睦と異なり、豊川の孫娘として顔が知られているわけではない様子。これは単純に睦の親が芸能人だからという背景なのか、過去に睦が人前に晒される機会があったのを示唆するものなのか。
初華は恐らくこの中では一番名前が売れている。池袋のビジョンで常に広告打ってるアイドルなわけだから。素性を隠していた時期においては祥子にたびたび有名人としての自覚を持てと釘を刺されており、にゃむと違って正体についての疑惑も特になかった様子。そのため仮面を外した瞬間のどよめきは他のメンバーと一線を画していました。AveMujicaの転換点、或いは既存世界観の崩壊という悲劇の渦中において、その革命の絶頂を齎した初華の口元は微笑んでいたように見えます。
さて、祥子は有名人を内包しているからこそ正体の隠匿を徹底していましたが、にゃむはその方針自体「ネームバリューを活かせていない」「今の方向で活動を継続してもファンに飽きられる可能性がある」と否定的で、だからこそ武道館での顔出しに繋がったのだと思います。にゃむに関する情報はそこまでありませんが、作中では一貫して「数字」という目に見える結果に固執する性格が描かれています。
祥子はメンバーに人生を捧げさせる、言い換えるとAveMujicaを永続的に活動させるために仮面バンドとして世界観の遵守を徹底していたのに対してにゃむは目先の成長率を求めていたようです。
つまりにゃむは恐らく収益のためにバンドをしている祥子よりも瞬間的に爆発的な利潤を獲得する必要に迫られていると推察することができ、それこそが既に一定の地位を気付いているのにも関わらず、睦と初華をメンバーとしていることから祥子の計画に乗っかった動機なのでしょう。
AveMujicaを本来祥子が計画していたように持続的に稼働させるためには、まず祐天寺にゃむが抱える問題を解決する必要があり、ぱっと見そこが物語序盤の軸になっていくのかと思います。(流石に愉快犯で全員の顔ばらしてたらやべー人間すぎ)
マスカレードの実質的な終幕という話で言うと、KILLKISSのOP映像は不可解な点が多いです。
祥子の持っている人形が動く演出、素顔(=マスカレードの終幕)なのにも関わらずマリオネットの紐のようなもので操られる初華(つまり人形劇の世界観は継続している?)
全体的に曲中はマスカレードに寄せてるけど、最後に初華が仮面を剥いでるのでOPもそもそも劇の終焉を示唆しているのかも。
フラスタにアジサイ?インタビューのシーンについて
紫陽花はめちゃくちゃ諸説ありそうで、燈の過去回想で祥子に見せたノートの中に紫陽花があるのを踏まえると単に「組織が結成される」という意図にも見える(これは愛音と初華のところも該当)
— 早 (@hayaharuki) 2024年12月5日
シンプルに人は出会いと別れを繰り返すぜ!の象徴である可能性も充分にあるけど全部に言えるのはムジカ次第
作品における紫陽花の意味についての考察は上記事とポストをご参照ください。
AveMujicaがインタビューを受けるシーンで手前に移された祝い花に紫陽花があったように見受けられます。
また睦はインタビュアーの質問に対して完全にフリーズしてしまい祥子がフォローする瞬間があり、変わらずバンド活動自体には意欲的でないような風にも見えます
カップリングの環境変化
最後に本当の理論の先、ロジックという概念の存在意義、我々が知的生命体としてこの世に生を受けた価値、霊長類の特権についてです。
結論から言うと、1話はカップリングがどうこう言ってる場合じゃなくて環境の変化は特段ありませんでしたが、念のため触れておきます。
・愛音がAveMujicaのチケットを連番で取り、一番最初に同行を誘ったのは燈だった
まぁそういうことなんだよね
・最終的に一緒に行ったのはそよだった
これをあのそよ強化だとは思わないで欲しい、あのライブは睦と祥子が素顔を見せる都合でそよが居合わせる必要が物語上であっただけだから
・ういさき強化
祥子が初華に対して割と塩対応だったイメージだったけど今回二人がちゃんと笑顔で喋れててよかった。初華はまぁまぁ攻めたこと言ってた
・うみたき出てないけどTier1
出てなくても普通に最強でした
・にゃむさきやれんの?
こっから関係修復みたいになったら正直ベストオブカップリングに躍り出る可能性正直あるよね